HARD斑鳩攻略 : 田鳧 解放合戦を極める
AC版等の縦画面モード(処理落ちの掛かるバージョン)での攻略を前提としております。
動画のダウンロードはこちらのページにある「解放合戦:ノーミス残1秒破壊」からどうぞ。
これをやらなきゃHARDをやってる意味が無い、とも言えるくらいインパクトのある解放合戦。そして、 実質NORMALのChapterスコアを唯一上回ることのできる、最後にして最大の稼ぎを達成する事は HARDプレイヤーにとってある種のステータスとも言えます。 しかし、やはりさすがはHARD最後の砦。そう簡単には超えられるような生半可なモノではありません。 そこで。私が絶え絶えながらも、約一年に渡って体得してきた田鳧戦のコツを伝授したいと思います。 ※ プレーしていて気付いた点を片っ端から列挙しています。もちろん、これら全てを実践しなければならない、というわけ ではありません。むしろこう考えてほしいのです。「田鳧戦を制する方法はこんなにも沢山あるのだ」と。 |
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・最初のばら撒き弾は積極的に吸収する。 ばら撒き弾は意外と厄介。これを上手く抜けるコツは、自機の属性を「白!」「黒!」と声に出す勢いで確実に把握し、 積極的にばら撒き弾を吸収しに行ってスペースを確保するように動くというもの。またこの時、なるべく高い位置を キープするように心掛けること。 なお、田鳧レーザー周期がまだ遅いとは言え、あまり大きく動きすぎると、吸収しそびれたレーザーが1本だけ残って 突き刺さるので注意。気持ち遅めの属性変更を心掛けるとよい。 また、レーザーのイレギュラーな挙動を回避する意味でも、なるべく画面中央のライン(田鳧の正面)をキープしたいところ。 ただ、仮にそのような状況になっても遅めの属性変更をする事で十分対応できるので、それほど無理する必要はない。 ・田鳧レーザー周期が速くなり、画面真ん中で粘れなくなったら一度だけ画面下まで押される猶予がある。 むしろ下手に粘ろうとせず、弾幕層に合わせて下がったほうが安定する。ちなみに下がるタイミングは音楽や 弾幕層の密度等の要素である程度パターン化できるのだが、回数をこなすと自然と体が反応するようになる。 ・画面下まで押されたら次の解放時にすぐにCBと押し、上りながら田鳧レーザーを受ける。 ここで言う「CB」とは“解放(C)、即、属性変更(B)”の意。 田鳧レーザー発射スピードの上昇と弾幕層とばら撒き弾量の絡みで、最も死にやすいポイントのひとつ。 ここを解放を使う事でスローを掛け、弾を見切りやすくするのが狙い。ただ、上りながらレーザーを受ける際は 多少強引気味でも、自機から見て弾幕層の一番奥の弾まで確実に吸収して道を作るようにすること。 またこの時に限ったことではないが、左右の動きはなるべく小さい動きを心掛けるようにすること。理由は後述。 ・ボタンの押し方は「CB・B・CB・B・CB・B…」 基本となる属性変更(B)のリズムに解放(C)を乗せてスローを発生させる事により、田鳧戦を有利に展開する事が狙い。 しかし毎回解放を乗せていてはボス体力を一気に奪ってしまうため、このように2回に1回の解放を撃つ必要がある。 ・田鳧レーザーのスピードが上がるあたりで死ぬ場合。 レーザーが1〜2本「くるん」と抜けて突き刺さっているなら、それは属性変更が遅いの一点。解決策は、 CB・B・CB・Bというように1回おきに解放するのではなく、数回連続で解放する事(CB・CB・CB・CB…)。 そうすれば、スローが掛かって属性変更のタイミングが図りやすいし、弾幕も見切りやすくなる。 これを、画面下まで押されてから弾幕層が一定になる(レーザー発射タイミングが一定になる)まで続けると、 生存率が飛躍的に上がり、格段に安定するようになる。 またその際はなるべく画面中央のラインをキープするようにしたい。下手に左右に動くと、左右のレーザー着弾(吸収)の タイミングがずれ、「くるん」死に至りやすい。 ・レーザーを吸収する一瞬はレバーを少し上に入れる。 単に弾幕層を素早く抜ける為だけではなく、レーザーも素早く確実に吸収するためでもある。 また、これによりレーザーが「くるん」と抜ける現象もかなり防ぐ事ができる。 ・レバーを上に入れてレーザーを吸収したら、レバーを下に入れて弾幕層とばら撒き弾を見切る。 弾を見切るための猶予時間を得るためもあるが、上記と同じくレーザー「くるん」死を防ぐ意味もある。 この繰り返しが結果的にAppreciate DVDのような上下運動となる。 感覚的に、レバーを上下に“ぐいぐい”動かすようにするとレーザーを効率良く吸収できるようである。 しかし当然ながら常にレバーを動かしているわけだから、その分操作ミスも伴う諸刃の剣。 でも、解放合戦を生き残るにはそれしかない。それしかないのなら…やるしかない!! ・レバー下げが遅れると、田鳧レーザーが自機のお尻のほうに集まって、微妙に吸収が遅れる。 上記の上下運動に関連する事だが、レバーを下に入れるタイミングが遅いと、レーザーの吸収が僅かに遅れてしまう。 そしてそれが続くことで次第にそのズレが大きくなり、「くるん」死に至ってしまうものと思われる。 ・レバーを上に入れながら解放を撃ったら、即レバーを下に入れる。 引き続き上記に関連する事だが、吸収遅れの回避を目的としたタイミングの取り方として、レバーを上に入れながらCBで 解放を撃ったらすぐにレバーを下げるように心掛けると良い。ニュアンス的には“HIT and AWAY”のような感覚。 これらの「くるん」死を防ぐ事を考えて逆算すると、レバー上げの移動量を抑え、なるべく早くレバー下げをする必要がある。 その為には、レバー上げの際の弾幕層吸収は、一番上(奥)の弾をほんの少し触れるか触れないか位で下がるようにする 必要がある。仮にその時吸収し切れなかった弾があったとしても、集中して位置合わせをすれば、弾と弾の間を抜ける事は 十分可能である。 ・田鳧レーザーが数本「くるん」と回って刺される要因は、属性変更の遅さにある。 先程も出てきたこの死因をもう少し細かく突っ込んでみる。仕組みとしては、無属性の瞬間は無敵なので、その瞬間に レーザーが突き抜け(7・8枚目)、次の弾幕やレーザーに合わせて属性変更をしたタイミングを見計らったかのように これが戻ってきて、そして自機の逆属性判定が出た瞬間に刺される(14・15枚目)というもの。 かと言ってレーザーを確実に吸収しようとして属性変更を更に遅くしようとしたら、普通に逆属性の状態でレーザーに 殺されるだけ。それを避けるためにはやはり、早めの属性変更しかない。(属性変更を早める事により、同属性判定を 少しでも早く発生させ、それにより7・8枚目の突き抜けたレーザーを吸収することになる、というカラクリ。) 更に言うと、属性変更を早めるためには弾幕層を早めに抜ける必要がある。弾幕層を早めに抜けるためには、レバーを 上に入れて弾幕層を少しでも早く吸収する必要がある。その結果の動きが、一見「レーザー吸収時はレバーを上に入れる」 という動きになるのである。 ・あまり左右に動くな。 先程でも少し触れたが、左右に動くとレーザーを吸収するタイミングが左右で一定でなくなるがために、属性変更の タイミングが狂って死んでしまう。(例えば左に動いた場合、左側から来るレーザーの着弾が先になるわけだが、着弾の 瞬間は自機がまだ無属性であるために吸収できず、突き抜けて「くるん」死に至るものと思われる。) 弾を吸収しきれなかったとしても大きく動かずに我慢し、気合の位置合わせ(と自機が反転している瞬間の無敵時間)で 抜けるようにすれば意外と抜けられるので、決して諦めないこと。 ・属性変更のタイミング:この瞬間↓ 着目点は、田鳧レーザーの長さと角度(吸収具合と曲がり具合)。 あとは解放するタイミングをこれに付随させればよい。(CB・B・CB・B・CB・B…) ※しかし実際突き詰めると、属性変更のタイミングは田鳧レーザー発射音と同時(?)のようである。 Appreciate DVDのOMAKEを良く耳を澄まして聞くとその事が分かる。ただこれを実践しようとした場合、 どうしても属性変更が遅れて「くるん」死に陥りやすい。 限られた生存猶予を最大限に活かした自分なりの答えが↑のタイミングなのだが、果たして… ・田鳧レーザーの「先端がちょっとでも自機に触れていれば属性変更しても大丈夫」というわけではない。 ある程度(半分くらい)はしっかり吸収する必要がある。レーザー吸収中に属性変更してしまうと 残りのレーザー部分が牙を剥き、一見「突然死」のように死ぬことになる。 ・「CB・B・CB・B…」の際の「B」は気持ち早めに。 理由:CBの時はスローが掛かるが、Bの時も同じタイミングで属性変更すると遅れる為。 なお、スローの掛かった状態から通常の処理速度に戻る瞬間は、当然ながら自機の移動速度も急に上がるので、 勢い余ってばら撒き弾や弾幕層に突っ込む事の無いよう、細心の注意を払うこと。 ・気持ち早めの解放、早めの属性変更。 遅すぎる属性変更から発生する「くるん」死と、早すぎる属性変更から発生する「吸収中の死亡」を比べると、 若干後者のほうがその生存猶予があるように思える。 ・たとえどんな状況下にあっても、絶対に属性変更のタイミングを崩してはならない。 ばら撒き弾にビビって属性変更のタイミングを遅らせていては、いつまでたっても40秒台で死ぬ。 上記画像にあるように、レーザーの吸収具合に視点を集中して挑むとよい。 ・ばら撒き弾に翻弄された次の属性変更は早めに行う。 経験上、ばら撒き弾に押されて自機の位置が下のほうに下がってしまった次の田鳧レーザー時に「くるん」死が 発生しやすいものと思われる。この死因を細かく突っ込んでみる。 「くるん」死は先述した通り、属性変更が遅いために発生する死因。ばら撒き弾に邪魔をされて自機が押されて 下がってしまうと、その分属性変更が遅れてしまい、「くるん」死に至ってしまう。これを回避するには、多少 強引にでも自機の位置を上げながら早めに属性変更をすることで持ち直すことができる。 ※ もちろん属性変更が早すぎるゆえのレーザー吸収中の「突然死」の恐れもあるが、「くるん」死よりは若干 生存率の猶予があるように思われるので、頑張ってばら撒き弾を見切って属性変更してしまいたいところ。 ・弾幕層の一番奥の弾は、かするような吸収を心掛ける。 ある程度慣れてくると、弾幕層を確実に吸収して道を確実に確保することに意識が向くようになる。 しかし、道の確実な確保だけを考えていると、そのための上下運動の移動量が大きくなり、結果的に属性変更が 遅れて「くるん」死に陥ったり、またばら撒き弾が見切れずに突っ込んでしまうケースが多発するだろう。 これを回避するには、自機から見て弾幕層の一番奥の弾を吸収するかしないか位の意識で、必要最小限の 上下運動を心掛けるのである。(※ かするような吸収をしたら即、下がるように心掛けること。) また同時に、ばら撒き弾に翻弄された場合等でも属性変更のタイミングを崩されないようにするという意味もある。 ・自機に対して真正面の一番奥の弾幕層には隙間があり、これを通り抜けることが出来る。 たとえば上記“かするような吸収”を実践中、どうしても吸収し損ねた弾幕層が出てくると思う。その時、左右移動を する事無く、完全な上下移動をしている際に形成された弾幕層であれば、この残った一番奥の弾幕層に対して真正面に 僅かな隙間があることに気付くと思う。(上記画像で言う緑で囲った弾の間である。)そして、左右移動を我慢して 真上に移動すれば、これを通り抜けることが出来る。 慣れてきた頃に結構重要なテクニックとなるので、覚えておくと良いだろう。 ・死因は大抵次の4つに分類できる:属性変更遅すぎ・属性変更早すぎ・ばら撒き弾激突・弾幕層突っ込み 1.属性変更遅すぎ:レーザー「くるん」死が発生しやすい。 2.属性変更早すぎ:レーザー吸収中に属性変更することにより、一見「突然死」の如く爆発する。 3.ばら撒き弾激突:あまり左右に動けないが故に見切れず死ぬ。 4.弾幕層突っ込み:レーザーを受ける時にレバーを上に入れる際、上に入れすぎ。 ・1ミス後の戦い方 <その1> :毎回解放して体力ゲージを予め調整しておく。(オススメ) 死んでしまったら、まず無敵中に田鳧レーザーの属性を見極めてその色に合わせておく。 そして画面真ん中付近から押されながら左下に下がったら、解放を毎回撃って田鳧の体力を一気に削る。 スローはまだ掛かるので、それほど難しくはないはず。 体力ゲージが残り1本を切って赤色が見えたら撃ちやめ、実力でしばらく粘る。もちろんスローは掛からない。 残タイマーが3秒程度になった時点で毎回解放を撃つようにすれば、体力調整やタイマー調整が多少アバウトでも 残1〜2秒で田鳧を撃破することが可能。 ・1ミス後の戦い方 <その2> :2回に1回の解放を続け、タイマー調整は運任せ。 その1と同様に、左下で粘る。そして頃合いを見て、それまでと同様、2回に1回の解放を田鳧撃破まで行う。 残タイマーは運任せ。回数をこなせば残何秒付近で死んだら残何秒付近で破壊出来るか、が何となく分かるが、 見極めを誤ると逆に自爆されてしまう恐れもある。 ただこの方法の利点は、常にスローを掛けることが出来る点にある。※遅めの解放、遅めの属性変更を心掛けること。 ちなみに経験上、ノーミスで残30秒台半ばまで粘れて、かつ1ミス後も残1〜2秒まで粘れればNORMALの Chapter SCOREと肩を並べる事ができる。 またその場合、トータルスコア換算で1ミスの50万を引いても、だいたい差し引きゼロである。 (例:速攻破壊で530万程度、30秒台半ば1ミスで580万程度) ・ステップアップするには <その1> :属性変更のタイミングは体で覚える。 属性変更のタイミングを「レーザーの吸収具合を良く見て変更する」という方法だと、そちらに気を取られて ばら撒き弾が見切れない事があるから、変更タイミングを体で覚えて、ばら撒き弾の軌跡に集中できるように なれば更に良い。 ・ステップアップするには <その2> :ボスタイマーが残1秒になるまで粘る。 ここまで書いてきた方法を実践すると、どうしても残7〜8秒程度で倒してしまうことになる。 これを、ボタンを「CB・B・CB・B…」と押してきたものを「CB・B・CB・B・B・B・B・CB・B・CB・B…」 というように途中でスローを掛けずに何回か田鳧レーザーを吸収する事で、こちらの攻撃回数を数回先延ばし したり、田鳧レーザー周期が速くなるあたりで解放を撃つのを我慢したり、毎回解放することで切り抜けて いた所も、その回数を減らす等の工夫をして田鳧に与えるダメージを調整出来るようになればベストである。 ※ 連続属性変更のタイミングの計り方:ばら撒き弾と弾幕層の色が揃った時に意を決して突っ込む。 処理落ち明けのギャップ及び属性変更スピードはAppreciate DVDを参考にしてイメージを掴むこと。 参考)過去の経験上、田鳧レーザーのスピードが上がる付近での自機の連続解放の回数を2回に抑え、また レーザー周期一定化後の連続属性変更で、「CB・B・CB・B・B・B・B・CB・B…」を1セットとして、 これを3セットこなす事で残1秒まで調整することが出来た。(詳細は動画を参照) ちなみに、 連続解放回数2回、連続属性変更0回の場合は残4秒。 連続解放回数3回、連続属性変更0回の場合は残5秒。
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さて、ここまで記述してきた事を身に付け実践し、そしてある程度の結果が出てきた頃には属性変更の タイミングも体で覚えることが出来て、また上下運動の効果もあって、それほど「くるん」死が発生して いないのではないでしょうか。だとしたら残る敵はただひとつ、ばら撒き弾に集約されてくるでしょう。 ばら撒き弾の位置に翻弄されて左右に動き、属性変更が遅れて「くるん」死に至ったり、弾幕層吸収の 絡みと焦りで早すぎる属性変更ゆえの「突然死」等々… 田鳧戦を繰り返していくうちに薄々感じてくるのですが、これら全ての元凶は実は田鳧高速レーザーに よるものではなく、ばら撒き弾なのではないか、というのがその所以です。 HARD田鳧戦はある意味、我慢くらべと言えるかもしれません。80秒間、一瞬たりとも気は緩められ ませんし、また人によっては緊張のあまり手が痺れてくるかもしれません。 ここに記述してきた情報はあくまでも私が個人的に感じた戦い方であり、人それぞれに自分に合った 方法があるかと思います。いずれにしてもそれらを遺憾無く発揮し、そして各々の目標に向け、是非 頑張ってください! |