>> IRONMAN Cairns 2019 参戦記 <<

〜 アスリートチェックイン、ウェルカムパーティ 〜


9:30起床。
久しぶりに早起きをしなくて済んだ。

ワッフルとオレオとコーヒーを軽く口にしつつ、出発の準備。


今日のタスクは、、、
・レースチェックイン&レースアイテム受領
・BIKEにレースアイテム装着
・T1へのBIKE輸送の預託
・日本語レースブリーフィング
・ウェルカムパスタパーティ
・レースグッズ準備
と、いよいよレース本番に向けた準備を固めてゆく。

って、雨が盛大に降ってるんですけど。。。
滞在中、なかなかスッキリ晴れた日に恵まれないな。。。
まぁレース当日さえ、なんとか晴れてくれれば。



リュックをビニール袋で覆って、折り畳み傘をさしてバス停に向かう。
晴れてたらBIKEでささっと行くんだけどなぁ。



今日はバスに数回乗るので、1日券を購入することに。お値段5.8ドル。
2回乗れば元が取れるスグレモノ。



しばらく待ってバスが来る。
そして運ちゃんに「わんでーちけっとぷりーず。」と伝えたら
「Round Trip ?」って聞かれた。
そうか、乗降エリアというか距離によって料金が決まってるから、戻る場所も伝える必要があるのか。

「いぇす、あい うぉんと ばっく ひやー。」
なんて、帰りもここで降りるってことが(たぶん)伝わって、無事1日券をゲット。







10分ほど乗って、Cairns City Bus Stationに到着。
バスは楽チンだわ〜。

そして歩くこと数分、EXPO会場に到着。
このへんの地理感覚も、碁盤の目をした単純な道路だからだいぶ慣れてきた。



栄光のFINISHゲートを改めて拝みに行く。



おぉ、昨日はまだ設営中だったけど、だいぶ出来てきたな。
楽しみだ。


降りしきる小雨の中を、世界中から集まってきた鉄人たちが闊歩する。
EXPOの入り口にあたるバルーンアーチ前では、地元TV局だろうか、何やらアナウンサーが語っている。








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その近くにあるInformation Centerに立ち寄り、Japanese Check-Inの場所を教えてもらう。

どうやら昨日見た、一般のチェックインのテントと同じところらしい。
一応、Japanese専用っていう仕切られ方はしているらしいので、まずはそこへ向かう。

べつに日本語でなくても、レースのチェックインくらいなら去年のIRONMAN韓国で経験済みだし、さほど難しい英語じゃなかったから大丈夫だけど、せっかく用意してもらったのだから使わない手は無い。




列に並ぶ人たちももちろん日本人。
その「お披露目」のように、様々なレースのフィニッシャーTシャツを着ている。
けど自分はいつもの、テキトーな鎌倉オープンウォータースイミングの参加賞Tシャツw
だって使い勝手と肌触りが良いんだもんw




11時になり、受付が始まる。
・・・が、なかなか進まない。
どうも、日本人スタッフが受付をしているのではなく、日本語が話せる現地のオージーが一人で対応しているらしい。
そりゃ進みは遅いわな。
まぁ、のんびりいこうや。



と、前に並んでいた数人が隣のガラガラなレーンに進んでいった。
そこってVIP選手用じゃん。
大丈夫なんかいな?

しかも小柄な若い女性選手まで。
背中には2018佐渡FINISHERと書かれたポロシャツを着ていたから、実力は問題ないようだけど。

見ていると、特に突き返されるわけでもなく手続きが進んでいたようなので、もしかするとホントにプロ選手ないし実力者なのかもしれん。

そんな自分は引き続き、一般レーンに並ぶ。
まぁ、あともう2〜3人だし。


んでしばらく待って、、、
違うレーンの担当ボランティアから手招きを受ける。

あれれ?
ここって70.3用のレーンじゃなくて?
まぁいいや。



はろー。


ありゃ。
完全に英語対応w

日本人専用レーンの意味なっしぶるw
一般レーンより空いてたから、まぁいいか。

どんだけフランクなんだw


パスポートを見せて、名前を確認してもらい、アイテムを受け取る。


「Is it your first time IRONMAN ?」
なんて聞かれたので、

「のー、でぃす いず さーど たいむ。
ばっと、けあんず いず ふぁーすと たいむ!」

って答えたら、ベルをカランカラン鳴らしてくれて、
「Congratulations ! 」
なんて言いつつ、初めて記念なステッカーをくれた。

列を待っているときに聞こえたカランカランは、これだったのか。




そう言えば、見回してみるとこの受付作業のボランティア、そのほとんどがじーさんばーさんだ。
シニアを積極的に活用するその姿勢は、なんか、イイね。
若干おぼつかないところもあるけど、それも含めてのIRONMAN Cairnsなのだろう。



などと思いながら、アンクルバンドを右手の手首に巻き付けてもらう。
おろ、いつものしっかりしたビニール製っぽいやつと違って今回は紙っぽいタイプだな。



「あい、うぉーりー あばうと ざっと、でぃす ばんど いず ぶろーくん。」
なんて、破けないか心配だーって聞いたら、
「Don't worry ! This is very strong !」
って答えてくれた。

太さはややあるけど、柔らかいから快適性はいつもよりイイかな。



アンクルバンド、タイミングチップ、SWIMキャップ、その他もろもろが入った大会オリジナルリュックを受け取る。



そしてひと通りの作業が終わり、右奥に行け、と案内をされる。



案内に沿って進むと、そこにはまたボランティアが。

「Double check of timing chip !」
と、タイム計測の要(かなめ)、タイミングチップの動作チェックをするのだそうな。

表示された名前が正しいことを確認し、その旨を伝える。
よし、これで心置きなく闘える。


チェックインテントを抜けると、IRONMANオフィシャルグッズ販売テントに繋がっていた。
なんとまぁ商魂たくましいw

でも自分は昨日買ったから大丈夫。
念のため公式ロゴの入ったようなBENTO BOXをあらためて探したけど、残念ながら無かった。
まぁ、今のもまだ使えるから、構わないか。


無事チェックインを済ませたところで、さて、どうしよう。
そうだ、今日こそちゃんとした店に入ってオージービーフを食べよう!
それに日中はまだ、なんか入りやすい気がするw



雨が降ったりやんだりする中を、折り畳み傘をさして店を探し歩く。



事前情報では、「Cairnsの雨はすぐ止むから、傘を持たない地元民が多い」なんてのがあったけど、たしかに傘無しで歩いている人も多く見るものの、ズブ濡れじゃん。
そして大抵の旅行者は、ホテルから借りた傘をはじめ、しっかり雨対策をしている。

風邪ひいたらたまらんからね、そのへんは気を付けないといけないけど、どちらかというと「すぐ止む」という淡い期待になかなか応えてくれないこの天候。やはり行き着くのは「果たしてレース当日は大丈夫だろうか」という想い、これに尽きるね。。。


まぁ今はとやかく言ってもしゃーない。
お店を探そう。

と、大きめの交差点近くにででーんと構えるオープンワイドな感じの店に目が止まる。
いや、店頭の「日本語メニューあります」表記に、かw



店頭には英語のメニューしか無かったので、目的のオージービーフがあるかどうかを一生懸命に見ていると、店員のオッチャンが声を掛けてきた。んで、
「日本語のメニューあるよ」
と言いながら持って来てくれた。



んで、それを見ながら
「ビーフある?」
って聞いたら
「This is your language!」
って言われたw
まぁ、そりゃそうかw

メニューをよく見てみると、、、あァ、これか。
こちらではステーキをビフテカって発音するのね。
ビフテキか、和製英語でいうところの。

席に座り、メニューを決める。


しばらくして店員のオネーチャンが来て、これを伝える。
それとノンシュガーコークも。

お値段、なんと43.5ドル!
たっか!

まぁいいや。
それよか、ようやくマトモな店でオージービーフを食べれることの嬉しさのほうが強かったし。





料理が運ばれてくるまでの間、受け取ったレースアイテムをチェックする。



今回のBIB(ゼッケン)ナンバーは840。
そしてなんと、ファーストネームが印字されている。
レースエントリーページにも書いてあったけど、レースおよそ1ヶ月前までにエントリーすれば印字してくれるという粋なサービス。
きっとレース当日は陽気な観客たちが声を掛けてくれるのだろう。
楽しみだ。







しばらくして、お待ちかねのオージービーフが運ばれてくる。



おぉぉ。
これがオージービーフか。

「Enjoy〜」

と、ひとこと。
こういうサラッとした日本には無い、ちょっとした言葉をを嬉しく思うのは何故だろう。


というわけで肉にガブリつく。
味付けは塩コショウ。
そのお味は、、、

まぁ、普通かなw

バカ舌ですんません。


ゆっくり食べつつも、雨は一向に止まないな。


ひと通り食べ尽くしたので、
「ちぇっく ぷりーず」
と伝えて支払いを済ませる。

そいや伝票らしきモノは無く、店員同士で「あいつは何を食べた」と連携しているのか、なんとも不思議なシチュエーション。
いや、日本でもけっこう店員が覚えているのか、何かテーブル番号とかで把握しているのか、伝票の無い店って意外とあるよね。
ちゃんと把握できているなら良いけど。

とりあえず自分の値段が正しいことを確認し、現金払いで現ナマを減らして、店を出る。



さてと。
いったんホテルに戻ろう。

傘をさして、バス停に向かう。


しばらく待ち、到着したバスの番号を確認し、これに乗車。




運ちゃんに1日券のレシートを見せる。
なんとなく、慣れてきた♪


「どこまで行くんだ?」
と、いきなり聞かれたので、
「しぇりだんストリート おぶ ぐろーぶストリート」
と答える。

わ。
とっさに降りるバス停、言えたな。
何度か見ていたとは言え、不意打ちで聞かれたのにちゃんと言えた自分にビックリw

とりあえず、ちゃんと乗れてひと安心。


雨の中、バスに揺られて10分弱。
3つ目のバス停で降りる。

「さんきゅー」
と言ってバスを降りる。
おや、意外と無愛想な運ちゃんだな。

お礼を言って降りるのがこちらのマナーらしく、けっこうみんなちゃんと言ってた印象があったけど、運ちゃんは気さくな人からこんな人まで、まぁ、いろいろ、かな。



ホテルに戻り、受け取った荷物を広げる。

そしてまずはとにかくも、BIKE装備を進める。
この後またメイン会場に戻って15時から日本語ブリーフィング、そして17時までにT1行きのトラックにBIKE預託が必要だから、それに間に合わせねば。

と言っても、準備はほとんど出来ているから、あとはBIBシールをシートポストに貼るだけだ。




そしてレースアイテムとギアバッグを振り分け、レース全体をイメージしつつ、今準備すべきこと、そしてこの後メイン会場に持って行くべきモノをシミュレーション。

よし。
大丈夫。


少し早いけど、行くか。


って、雨が盛大に降り続いているしー orz
BIKE移動中は都合よく止んでくれないかなぁ、なんて淡い期待は脆くも消え去る。

そこで服をTシャツだけ、下はレーパンだけに着替え、靴をビニール袋で覆って、残りの服は参加賞のIRONMAN Cairnsリュックに入れ、リュックをビニール袋で覆う。
それからDHバーのアームレストやサイクルコンピュータをまとめてビニールで覆っておく。




さて、、、仕方ない、行くか。

幸い、そこそこ小雨だったので歩道をゆっくり進む。
自転車専用レーンがあるぶん、「自転車は車道を走れ」というルールがあり、歩道を走っていると怒られるという事前情報はあったけど、この格好で車道はちと怖い。

なのでヘルメットをかぶり、歩道をゆっくりゆっくり進む。



しばらく走り、なんとかメイン会場に到着。

さて。
BIKE預託開始時間と、日本語ブリーフィング開始時間が被っているのをどうしようか。

当初の予定では、BIKEにカギを掛けてメイン会場に置いておき、ブリーフィングが終わってから預託するつもりでいた。

とりあえず預託する場所だけ確認しておくか。




おや?
まだ30分前だけど、預託がオープンしそうだな。
すでに数人の列も出来ているし。

行列に並ぶBIKEのBIBシールを見てみると、、、あれれ、なぜか日本人ばかり。
中には名前が漢字で印字されているのもある。
エントリー時の名前を日本語で入れちゃったのかな?
よく文字化けしなかったな。

って、かく言う自分も去年のIRONMAN韓国で当初、日本語氏名のままエントリーしてしまい、後から英語に修正してもらうようメールをしたクチだったりw


なんて事を思い出しつつ、近くの人と世間話をしながら、順番を待つ。

雨の中、雨ガッパを着たボランティア。
その多くは地元の高校生かな?あとじーちゃんたちだ。
そしてなんと、その場で受付方法のレクチャーを受けているっぽい(汗
大丈夫かコレ。


そして預託受付が始まる。
名前と、BIBシールの名前をチェックして少しずつ順番が進む。

と、例の日本語で印字された人の扱いに困っているらしい。
そりゃそうだ、地元民にとって日本語は暗号みたいなモンだからね。

なんとかクリアして、自分の番。
名前をチェック、そしてその名前を発音するボランティア。

「RYUJI ?」
「Yes, RYUJI.」
「RYUJI ! Ok, RYUJI !」

自分の名前はいつも、海外に行くとその発音が難しいらしく、何度か言い直したりしてくるけど、彼ら高校生がうまく発音できたのか、嬉しそうに?名前を連呼しているのがなんか面白くてw

そして無事チェック通過。

さて、この本降りの中、雨ざらしになるのは嫌なので、持参したカバーを掛けていいか聞いてみる。
と、ボランティアも困ってしまったらしく、ほかのメンバーに聞いていた。

しばらくしてOKが出たので、これを取り付ける。
いつもの100円ショップのカバーだ。
雨の中、取り付けに手間取っていると、ボランティアが手伝ってくれた。

そして無事完了。

「さんきゅー ふぉー ゆあー こぉおぺれーしょん。」
たぶん「協力ありがとう」と言えた、、、つもりw

あとはじーちゃんたちに託し、その場を去る。



荷物を整理し、お次は日本語ブリーフィング会場へ。

っと、その移動中、柵の外側から中の様子が見えたのでBIKEを見てみると、、、
oh... なんか、雨晒し状態でBIKEが並んでいってるんですけどー。



長崎バラモンキングの時のように、すぐトラックに乗せるようなイメージを勝手にしていたので、まぁ、、、しゃーないか。
T1であるPalm Coveまで運んでもらえるのは明日、なのかな。
ダメもとでカバーを掛けていいか、聞いてよかった。





ブリーフィング会場は幸い、ここから近い場所にあった。
ってか、カジノのあるホテルの2階なんだけどね。

BIKE預託に並んでいた日本人たちの流れに付いて、進んでゆく。


ホテルに入り、階段を使ってとりあえず2階に上がる。
って、どこだ?

みんなであちこち探しては引き返し、、、
ようやく到着。
そいや事前にホテル内でのブリーフィング会場がどこなのかをインフォメーションで聞いたけど、「案内板があるよ。安心して!」って言ってたわりに、実際は何も無かったw

まぁ、これも海外レースならではってことで。



ブリーフィング開始5分前の到着。
おぉ、結構な人数が集まっている。



雨に濡れたヘルメットを拭きつつ、開始時間を待つ。
移動中に濡れたTシャツとレーパンは、一連の時間経過で乾きつつあるようだ。



しばらくしてブリーフィングが始まる。



シャレの効いたジョークを交えながらの、在住25年の日本人による解説。
ちなみに、なぜか地元ではジャックという愛称で呼ばれているらしい。



さて。
解説内容のおおよそはAthlete Information Guideに載っている情報が多かったけど、スペシャルニーズバッグは「ビニール袋はNG」とのこと。
ありゃ、リサイクル可能な物って書いてあったからビニール袋にしたんだけど、勘違いだったか。
ちと焦る。今から買えるかな。
それか、どこかで類似のものを入手できるだろうか。

最悪は「使わない」、という選択肢もアリか。
でもRUNの防寒具は一応、用意はしておきたい。

それから気になる天候のこと。
幸い、波は少しはマシになり、雨も降りにくいハズとのことだが、潮の流れは例年通り、そしてBIKE復路の向かい風も例年通りとのことだ。



まぁでも、それなりに練習量はこなしたから、最低でも完走はできるハズだ。
あとは雨が降らず、快適に走れるかどうか、かな。


その後、質疑応答を経て、ブリーフィングが終わる。





傘をさして、外に出る。
さすがに夕方になると、雨天もあって薄暗くなっている。


さて、次のスケジュールはウェルカムパスタパーティ。
けどその開始時間、18:30まではまだ、だいぶ時間がある。


そうだ、スーパーマーケットに行ってみよう。
スペシャルニーズバック代わりになる物とか、ヨメから頼まれた土産とか、あとはレース当日の朝食を探してみよう。


というわけでスーパーに向かう。
その足元を包むビニール袋はすっかり破けて、もはや防水の役割を果たしていないw



しばらく歩き、到着。
街一番の大きなスーパーだ。



おぉ、こっちのスーパーは凄いな。日本のそれと同じくらい充実している。
食べ物にも苦労しなさそうだ。





いろいろと、中心街を外れた場所に宿泊している現状がイヤンな感じに思えてきたけど、まぁ、そこは韓国でも味わったし、なんとかなったし、今回もきっと・・・。

ヨメさんからの土産リクエストは、「スーパーで売っているようなハチミツ」。
なんか、こっちで買えるハチミツは純度が高く、日本で買うと高いらしい。

でもそれも含め、レース当日の朝食もそうだけど、今買ったらウェルカムパーティの場に持っていく荷物になるから、今は目星をつけるだけにして、帰りのバス乗り場に行くまでの間にまた立ち寄って買いに行こう。


てなわけでいろいろ物色。
おっ、手頃な値段とサイズのハチミツがあるな。
よし、これにしよう。

それから食料は、、、うーん、インスタントものはそこそこあるけど、MicroWaveすなわち電子レンジ必須のものが多いな。
中にはそのまま食べられるものもあるけど。
あとはカップラーメン系か。

ホテルに帰ったら明日泊まるPalm Coveの宿にメールで電子レンジの有無を聞いてみるか。
うーん、韓国の時のように「お湯を入れて15分でふっくらご飯」な非常食、1つくらいは持ってくればよかったかなぁ。


まぁでも、きっとなんとかなるっしょ。


というわけでいくつか候補を挙げて、いざウェルカムパスタパーティ会場に向かう。

降りしきる雨、傘をさして歩く。
だいぶ暗くなってきた。



暗がりに不思議と、雨音が強調されて耳に入ってくる。
足元のビニール袋はもはや、ただの邪魔な存在になってきた。
これを脱ぎ、ゴミ箱に捨てる。


しばらく歩き、会場に到着。
場所はEXPOやBIKE預託会場にほど近い所。
サーチライトの電飾も見えたし、すでに行列が出来ていたからすぐに分かった。




18:30のスタートにはまだ20分ほどく着いた。
傘をさした列が並んでいる。
さっきみたいに、早くオープンしてくれないかな?w

などとちょっぴり期待するも、今回は残念ながらそうでもないらしいw


それでも10分ほど待ったら、10分フライングで入場開始。
いや、普通か。

入り口でアンクルバンドを見せてスムーズな会場入り。
未払いの同伴者も、ここで支払いをすれば入れるとあって、少しの受付の列も出来ていた。


中に入る。



駐車場に巨大な屋根を作って、テーブルと椅子をずらりと並べた会場。
その一番奥、メインステージはやや小振りのテント。
ステージでの演奏をバックに、続々と選手たちが入ってくる。



そして料理が次々に運ばれてくる。
ペンネをメインとしたパスタが3種類ほど。それからパンがいくつか並ぶ。



「今回のウェルカムパーティはクラシックな感じでおもてなしするよ。」
という事前アナウンスもあってか、さほど豪華さは感じられなかった。
けどまぁ、自分としては晩ご飯として腹が膨れればいいかなw





フライングでパスタを食べつつ、ソフトドリンクとビールを確保しに行く。



って、これノンアルコールだしw




そしてテキトーに食べ続けるw






程なくしてメイン司会者が登場。



おぉ、事前にWebサイトの動画で見たのと同じ人だ。
IRONMAN JapanとKoreaのときとは違う人だな。
同じAsia-Pacificだけど、担当エリアが違うのかな?

いずれにしても、動画でしか見れなかった人物をナマで見れたことに、一人で勝手にちょっぴり感動w


軽快なトーク。
会場が盛り上がる。

自分の周囲はアジア圏の選手が多かったが、やはりイマイチ言葉が分からないのか、黙々と食べていたw


けど一応、何を話しているかを頑張ってヒアリングしていると、、、
お決まりの国別参加人数のカウントダウン、我らが日本は、今回も自国に次いで2番目。
なんとその数、300人とな。

かつてIRONMAN Japan北海道の開催が続けられなくなった2016年シーズン、そのKONAスロットの救済措置として、この年限定で日本人専用に40、ここCairnsで設定された際は400人がエントリーしたと聞く。

今回はべつにそういった措置もないのにこの人数とは、、、
やはりアクセスの良さ、レースそのものの良さがあっての結果としての、人数の多さなのかもしれない。

果たして自分はリピーターになるほどの魅力を感じ取ることが出来るだろうか。




※再生ボタンをクリックすると動画を再生できます。右クリックでダウンロードも可能です。(16.2MB)




その後、ちょっとしたイベントがいくつかあって、今回のMost Youngest Athleteの話題に。

と、なんとなく日本人女性っぽい名前が呼ばれたなと思い、Please Stand Up ! なんて言ってたからその方角を見ると、、、
お。あれはJapanese Check-InのときにPROカテゴリのレーンに並んでいた選手じゃないか。
背中に2018 佐渡アストロマンのフィニッシャーロゴを着た女性選手。
やはり実力者だったか。

あんな小柄な体型のどこに、自分をはるかに上回る体力が秘められているのだろう。
などと思いつつ。



それからクイズコ〜ナ〜。

○×クイズのようだけど、マルなら頭を抱えて?バツならお尻を抱える?
そのルールからイマイチ分からずで(汗



周りに合わせて少し参加してみたけど、ヒアリングは一応できたものの、純粋にクイズに外れて不正解、着席。
そしてその後も何問か出題され、残り数人になったところでメインステージ前に並び、最後の1人になるまでクイズ。
内容はやはり、歴代のIRONMANに関するウンチクが多い。

そして見事、優勝者が決定!
・・・って、特に賞品は無いらしいw

そして明日のこと、明後日の本番を激励する言葉がかけられ、「あとはご歓談ください」的な流れで早くもメインイベントは終わりらしいw
まだ19:20くらいだ。
まぁ、早く帰れるからいいか。


しばらく食べて飲んでをしたのち、少し早めに会場を後にする。


雨は小降りになってきたようだ。
すっかり暗くなった街を歩き、スーパーに向かう。

そしてお目当てのハチミツと明日の朝食のパンと、、、って、こちらにもタイムセールっつー概念があるのね。日本と同じ感じでワロタ。



それから「おーいお茶」があったので購入。ちょっと高いけど、まぁしゃーない。
あとレース当日の朝食用に、、、いろいろ悩んだすえ、カップラーメンのパスタ版っぽいものと、レトルト的なものをいくつか買っておく。

そしてレジへ。


レジは西友とかにあるような、セルフでいけるブースもあって、しかも空いていたので何となくチャレンジ。



と、そこで作業を始めようとしたところ、そのそばに陳列されている「99セントで買えるエコバッグ」の存在に気付く。

お!
これ、小さく折り畳めばスペシャルニーズバッグにならないかな!



というわけで今夜のバッグを兼ねて購入♪
よっしゃ!

そして肝心のセルフレジも、日本と大差なく作業。
少し迷っても係員のオネーチャンにヘルプしてもらうことで、無事ミッションコンプリート。


あ、箸とかを買い忘れたな。
まぁ、明日にでも買うか。
あるといいが。
Palm Coveのホテルにあれば済むんだけどね。
ティースプーンくらいあるか。んで無かったらホテルのフロントとかで借りよう。そうだ、そうしよう。



バス停に向かい、お目当ての路線を確認。
そして5分ほど待って乗車。

10分ほど揺られ、最寄りのバス停で降りる。

慣れた♪



ホテルの部屋に戻り、片付けをしながらヨメさんと娘とでFaceTimeテレビ電話。
これまでの報告と、他愛のない会話をする。
むこうも元気そうで何よりだ。


30分くらい会話して、終了。



レースグッズを各パートに分け、ギアバッグに入れてゆく。

肝心のストリートギアバッグはやや小さめだなぁ。
明日はSWIMスタート会場であるPalm Coveにほど近いホテルに宿泊、そして明後日はレース本番。
その装備や食料だけでなく、1泊ぶんの衣類等も持っていかなければならない。
まぁ、いろいろ工夫すればなんとか、、、なるかな?


それからスペシャルニーズバッグをあーでもないこーでもないと思ってるとき、ふと、衣類圧縮袋が目に付く。

あっ。
これ、「再利用できる袋」という条件を満たしてんじゃん。
それに小さく折り畳んで養生テープで止めれば、20cm ×20cmサイズ上限もクリアできるし。
しかも2枚ある♪

補給食を詰め込み、養生テープで小さく折り畳む。

やった!
クリア \(^o^)/





あとは、、、Palm Cove側の1泊で気になるのは、レース当日の朝食か。
さっき買った食料でなんとか、、、なると思うけど。
いちおう明日、追加でもう少し買っておくか。
明日の朝なら賞味期限的にもきっと、なんとかなるだろう。

もちろんPalm Coveで探して買う、という選択肢もあるけど、どうもGoogleマップを見る限り、あまりそれっぽい店は無いみたい。
もしそこに賭けて失敗したら、かなりダメージがデカいので、なるべくCairns側で用意をしておくに越したことは無い。



素直に中心街のホテルを取ればこんな事をしなくて済んだのに、とか、レース当日、タクシーが手配できるならそうすればいいのに、とかいろいろ思う事はあるし、さっきのヨメさんとの会話でも「変なところでケチるよねw」と茶化されたけど、

うーん、それはまぁ、否定はしないけど、
でも、なんかそのへんは頑張りたくなっちゃう変なこだわりが多少ある。
自分でもよくわからんけど(汗

けど、あくまでも今回はレースが目的の旅だから、こういった不安要素は潰しておくに限るかな。
だから次の旅路は、やっぱマトモな行動パターンができるようにしようかな。


でも、なんだかんだでそこそこイイ感じになってきた。
明日、そして明後日がうまくいくことを願って床に就く。

おやすみなさい。



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